TGS 2011のTurtle Beachブース Turtle Beachが突然,日本市場へやってきた。 Turtle Beach(タートルビーチ)と聞いて「おお,懐かしい」と思う人は,もはや少数派だろう。細かな話を省きつつ説明すると,同社は,Diablo 3 Gold,PCや音楽制作系の市場で,少なくとも20数年の歴史を持つメーカーだ。1990年代に,シンセサイザー機器で知られるVoyetra Technologiesの買収を受けて社名を「Voyetra Turtle Beach」を変更した後,しばらくの間,同社のサウンドカード製品が国内の自作PC市場を賑わせたりしていたので,その頃ゲームPCを自作していたような人だと,名前を憶えているかもしれない。 ただ,この10年くらい,日本市場ではほとんど存在感がなかったのも確か。そんなメーカーが,いきなりTGS 2011へ出展してきたのだから,まさに「突然」と言っていいだろう。 Turtle Beach(正確にはVoyetra Turtle Beach)の。どこから見てもゲーマー向けヘッドセットメーカーである 実はTurtle Beach,2005年頃に「これからはゲームだ!」と方針を大転換。ゲーム機向けに特化したヘッドセット製品に注力し,いまでは北米のゲーム機向けヘッドセット市場で9割ものシェアを獲得するなど,すっかりヘッドセットメーカーになったのだそうだ。そして,いまではPCゲーム用ヘッドセットもラインナップに揃え,満を持して日本市場へやってきたという。 すでに販売代理店としてとの契約済みで,早ければ9月中にも製品の販売が始まる見込みとのこと。ブースにはハイエンドからローエンドまで,さまざまな製品が並んでいたので,まずは写真を中心にお届けしてみたい。 Ear Force PX5 PlayStation 3(以下,PS3)向けのワイヤレスヘッドセット最上位モデルにして,Turtle Beachの現行フラグシップとなる「Ear Force PX5」。「Dolby Digital」&「Dolby Pro Logic IIx」を利用したバーチャル5.1/7.1ch出力に対応する。トランスミッタがスタンドを兼ねているのも特徴だ Ear Force PX3 PS3向けのワイヤレスヘッドセット「PX3」。こちらは2chステレオ仕様となっている Ear Force DPX21 PS3向けヘッドセットのエントリーモデル「Ear Force PX21」に,Dolbyの技術をベースとしたバーチャルサラウンド機能を提供する「Ear Force DSS」が付属した「Ear Force DPX21」。なお,Ear Force DSSについては後述する Ear Force PX21というヘッドセット自体は2chアナログ接続仕様で,インラインのリモコンも用意される。本製品もやっぱりXbox 360に対応しており,インラインのリモコン部にヘッドセットケーブル接続用コネクタを装備 Ear Force X12 Xbox 360向けヘッドセットの上位モデル「Ear Force X12」。Xbox 360の独特なアナログサウンド出力仕様に対応すべく,ケーブル周りの最適化が進んでいるが,それ以外はクセのないアナログ接続型2chヘッドセットといった印象を受ける Ear Force Z6A Turtle Beachのラインナップでは最新世代ということになる,PCゲーム向けのUSB接続型ワイヤードヘッドセット「Z6A」 Ear Force DSS 光角形デジタル入力端子経由時はDolby DigitalおよびDolby Pro Logic IIxで,アナログミニピン入力端子経由時はDolby Pro Logic IIxでそれぞれ5.1/7.1chへアップミックスできるアダプタ。本機に2chアナログ接続仕様のヘッドセットをつなげば,バーチャルサラウンドヘッドセットとして利用できるようになるというわけだ そのほか そのほか,国内投入第1弾製品群には入っていないが,今後発売予定とされる製品も見せてもらえたので,やはり写真でどうぞ,ugg 偽物。 PC向けのエントリーモデル「Ear Force Z1」。やはり2chアナログ仕様だ。今回紹介するなかで唯一のオンイヤー型になっていた
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