2013年1月31日木曜日

北米No.1のゲーム機向けヘッドセットブランドは本物か。Turtle Beachの“PS3向け”ワイヤレスモデル「Ear

 イヤーパッドのクッションも同様にメッシュ加工されており,耳あたりよく,蒸れにくいので筆者の好みだ。ドライバー部分は黒い布で覆われており,Turtle Beachのロゴがさりげなくあしらわれている。  全体の装着感はかちっとしており,きつすぎず緩すぎず,ほどほどよりもやや軽めの強さで締めてくれる。それでいて,よほど頭を激しく振ったりしない限りはズレる心配もない。ヘッドバンドが太くない割にはかなりしっかりしていると述べていいだろう。 電池は右耳用エンクロージャ部に収める仕様。ちなみに重量は公称233gで,左右の重量バランスは気にならない。「ひょっとしたら右が少し重いかも,Diablo3 RMT?」くらいだ 左耳用エンクロージャ部に用意された電源ボタン。電源オン/オフの長押し時に点灯し,利用時はゆっくり点滅する ワイヤレスモデルということで気になるバッテリーは単3形乾電池×2で,PX5ロゴの入った右エンクロージャ部を持って,赤いラインの内側を下方向へスライドさせると電池ボックスへアクセスできる。バッテリー駆動時間は公称最大15時間だが,製品ボックス付属の電池だと,それよりもっと短い印象だった。充電池を別途用意したほうがいいかもしれない。  ……その場合でも,PX5単体で充電できるわけではないから,いちいち電池を入れ替える作業は必要で,正直,けっこう面倒だが。  ちなみに,左耳用エンクロージャの外側中央部には電源ボタンがあり,これを長押しすると電源がオンになる。オーディオ信号が入力されない状態が5分続いた場合には自動的に電源がオフとなるため,その後は再度の電源投入が必要だ。  面白いのは,電源オン時に軽く押すと,ドラクエ10 RMT,PS3とXbox 360,どちらの動作モードなのかを,英語音声で教えてくれるようになっていること。さらに,ダブルクリックよろしく連打すると,PS3→Xbox 360→PS3→……といった具合で,順繰りに切り替わるようにもなっている。「あ,モード間違えた」という場合にも,頭にかけたまま,簡単に切り替えられるようになっているというわけである。 左耳用エンクロージャ部のインタフェース&ボタン群。PS3向けでありながらXbox 360コントローラがプリントされているのがTurtle Beachらしいところ  ところでこのエンクロージャ,よく見ると,左右それぞれの下部に,ところ狭しとボタンや端子が並んでいるのが分かる。  まず左耳用エンクロージャだが,こちらには装着時に前のほうからMicro
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