。 さて,終盤になると,アスラによって宇宙空間にまで放り出された(!)Wyzenが地球よりも大きくなり,アスラを指で押しつぶそうとする。そう,で話題を集めたあのシーンに突入した。 上空から迫り来る巨大な人差し指を前に,まずは左スティックと右スティックを順番に下に倒し,アスラの足をしっかりと大地にめり込ませる。続いて,左右のスティックを外側に倒し,ドラゴンクエスト10 RMT,6本の腕を大きく広げてWyzenの指をしっかりとキャッチ。 あとは,○ボタンの連打でひたすら指を殴りまくって,とどめにR2ボタンでBURST攻撃を繰り出す。桁外れのスケールの敵を,見事に撃破した,ドラクエ10 RMT。 Wyzenを倒し,疲れ切った様子で横たわっているアスラ。だがそこに,謎の男が現れる。にも登場している「ヤシャ」だ。 彼はアスラの過去を知っている様子で,挑戦的な口調で語りかけるが,ここで画面はパッと暗転。「つづく」の筆文字が表示され,デモは終了となった。 今回展示されていたプレイアブルデモは,ゲームの序盤部分を抜粋したものと思われるが,あまりにも豪快な演出が立て続けとなっており,「序盤からこんなにテンションが高くて大丈夫なの!?」と心配してしまうほどだった。 例えば,戦闘シーンが派手なゲームの場合,その合間の会話シーンではやや間延びした感覚を味わってしまうこともある。 しかし本作では,「えっ,今のセリフってどういう意味なの!?」と思った瞬間に突然「つづく」の文字が出たりするので,連続モノのテレビドラマやアニメのように“おあずけ”を食わされてしまう。このように,ゲーム全体の緩急の付け方が非常に巧みなので,間延びするどころか物語にグイグイと引き込まれる一方なのだ。 筆者はもともと,プロモムービーが公開された時点から本作に注目してはきたが,今回,プレイアブルデモを遊んだことで,ゲームの印象が大きく変化した。これまで想像していた以上の強烈な印象を与えてくれたからだ。 これほどまで,「百聞は一見にしかず」という言葉が合うゲームは珍しいのではないだろうか。日本国内でプレイアブルデモが公開されたら,まずは自分自身で体験してほしい一作だ。 このデモをプレイしたあと,E3の会場で,本作のプロデューサーを務めるカプコンの土屋和弘氏,およびサイバーコネクトツーの代表取締役社長である松山 洋氏に話を聞く機会を得た。こちらのインタビューは,後日あらためてお届けしたい。 このゲーム同様,インタビューも非常にアツい内容となったので,掲載を楽しみにしてほしい
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