新日鉄住金が10日発表した平成25年3月期連結決算は、売上高が旧新日鉄の前年同期に比べて7.3%増の4兆3899億円、営業利益は同74.7%減の201億円となった。 また原料価格や鋼材価格が不透明なことから、26年3月期の業績見通しは出していないが、「上期は(鉄鋼生産)量の回復に期待したい」と話し、鉄鋼価格についても「しかるべき価格交渉を(需要側と)していきたい」と説明した。 会見した太田克彦副社長は、経営統合の効果について、「合併後の半期で100億円の効果が出た,rmt。新しい期で500億円の統合効果を目指す」と指摘
最終損益は、旧住友金属工業の株式などによる投資有価証券売却損に伴う特別損失を計上したことから、1245億円の赤字となった。